top of page
1535517452886_edited.jpg

光合成×建築

建築を「建てる」から建築を「植える」

自然は自然だけで生きていけるが、人間は自然なしでは生きてはいけない。光合成建築とは、捨てる緑から少しでも酸素とエネルギーを再生し、建築を建てる時代から建築を植える時代を目指すものである。

【光合成建築の定義】
本研究における「光合成建築」とは、廃棄される野菜や伐採樹木の葉による光合成を活用した光バイオ燃料電池を建築エレメントに一体化するものであり、「循環型社会」に求められる建築、および、「次世代クリーンエネルギー」の創出、その両方の実現を目指す試みである。

【特 長】

「光合成建築」の特長の一つは、燃料電池が建築のエレメントそのものとして機能することである。

一般に建築に関わる燃料電池のほとんどは建物に付加される、あるいは、建物とは分離・独立した状態で機能する。これらに対して、我々の提案は、窓、壁、屋根など、人間の生活や社会・経済活動のために建設せざるを得ない建築の構成要素自体を光バイオ燃料電池に置きかえ、無理なくエネルギーと酸素を創り出そうとするものである。また、植物の光合成のために透過性のある素材を採用することから、各エレメントは光を通すことができ、デザイン次第で緑色の光に彩られた美しい空間を創出できるという特長を備えている。さらに 植物本来のグリーン色を発色することから、建築の外観を自然環境・景観と調和させることができる。

【理 念】
本研究の目的は、太陽光発電パネルや海上風力発電のように大きなエネルギーを生むことにはない。人間が生きるために植物を廃棄せざるを得ないのであれば、その廃棄植物からたとえ微量であってもエネルギーを生成して自然への負荷を抑え、酸素は自然へ還元することを目的としている。「建築を建てる」という概念から、いわば「建築を植える」という概念に移行して、緑との共生に少しでも寄与することを目指してもいる。 

 

News

1535517457375_edited.jpg
画像 -20220819-070208-e2686d8e_edited.jpg

Works

Mechanism

パネル設置_edited.jpg
2F廊下_edited.jpg

​Member

Link

juukankyou.png
​住環境デザイン学科
seimeika.png
​生命科学科
setunama-ku.jpg
​摂南大学HP
2014VI_03_edited_edited.png
​大林組CM
bottom of page